English Notes と時制

年始に、NHK教育でやっていた「ハートで感じる英文法」という番組をたまたま観ていたんだけど、その中で、英語の丁寧表現で "Would you ... ?" とか "Could you ... ?" のように過去形を使うのは、「過去」と「丁寧=婉曲」に「距離感」という共通の意識があるからだ、というようなことを講師の人が言っていた(ような覚えがある)。

で、今日ふと思ったのが、「堅苦しい、緊張した」という意味もある tense(時制)という単語は、この理論にあてはまっているな、と。つまり、言葉に気を遣わなきゃならないような緊張する相手と喋るやり方が、イコール過去形。

まあランダムハウスによると語源は完全に違うみたいだけど、「時制」なんて英単語をなかなか覚えられないわたしには記憶術のひとつとして役に立たないでもない。ちなみに tense ってどういう意味だっけ? というそもそもきっかけは下のページ。

http://www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~ptpwww/eng-note-index.html

非ネイティブが英語の論文なんかで気をつけるべきポイント集。物理学・数学関係者向けに書かれているみたいだけど、結構参考になる。